fxは運次第だと思いますか?
その答えは運次第です。思っていた答えと違いますか?
でも安心してください。
運である事が確実に勝てない事を意味しているわけではありません。

fxが運である理由
fxが運である理由は、いつ、誰が、どのくらいの取引をするかわかる方法がないからです。
為替市場の参加者は大きく分けて2つに分類されます。
実需筋と投機筋です。
実需筋とは
実際に通貨交換をする必要がある市場参加者のことです。
海外旅行をイメージするとわかりやすいと思います。海外に行けば日本円は使わずにその国の通貨を使って決済します。
つまり実際にその国の通貨を必要として交換します。売買で儲けようとしているわけではありませんよね。
企業も実際に通貨の交換が目的で参加しています。
海外で得た外貨を日本円に変えたり、日本円を海外の通貨に変えて支払いをする必要があります。
これが実需です。
代表的な企業はトヨタ自動車です。
トヨタ自動車は海外で得たドルやユーロを円に交換する必要があります。
投機筋とは
価格の変動を利用して利益を得る為にfxを利用します。
実際に通貨の交換を目的としているわけではありません。
スペキュレーターともいわれていて、銀行やヘッジファンド、トレーダーの事です。
もちろん、私達も含まれます。
1日の取引額
出所: Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Over-the-counter (OTC) Derivatives Markets in 201
これほどの額を大企業やヘッジファンド、銀行などがそれぞれの考えで取引を行っています。
それに加えて個人投資家も売買を行っています。
確実に勝つ為に必要な条件
確実に勝つ為には全ての参加者がいつ、どれくらい、どちらに取引するかわかる必要があります。
もちろん、そんな事は不可能です。
あなたが買った後に誰も買わなければ価格は上がりません。
あなたが売った後に誰も売らなければ価格は下がりません。
あなたのポジションが利益になるか、損するかは他の参加者次第です。
完璧と思えたトレードをしてもそれがうまくいくかどうかはわかりません。
今日と明日は同じ参加者ではありませんし、取引量も違います。
それがわからない以上は運であると言わざるを得ないでしょう。
でも、安心してください。
トータルで考える事で運ではなくなる
運になってしまうのは一回、一回の個別のトレードの話です。
回数を重ねる事で運ではなく分析が生きてきます。
つまり、未来の損益がプラスになる事が予想出来ます。
その為にはトレードを確立で考える事が最低条件です。
注意:勝率100%は存在しない
どれだけ優れたやり方でも今日勝つかどうかはわかりません。
『今回負けたから』、『三回負けたから』などで判断しない。
一回、二回と負けただけでこの手法はダメだと判断する人が多い印象があります。
トレードを月単位などにしてみましょう。分母が大きい程ほど、一定の確率に収まります。
注意:我流ではなく根拠のある手法を取り入れよう
いくら月単位にしても、優位性のあるやり方でない限りは勝っていく事は不可能です。
過去検証などで優位性のある方法を確認しましましょう。
mt4を使っている人限定になりますがこんなものもあります。
興味あればどうぞ。↓
私自身のトレードを公開していますので気になる人は見てください。
サイコロの1~2の目が出るか3~6の目が出るかのどちらにかけますか?
当たれば100円、負ければマイナス100円で何回でも勝負可能です。
どうしますか?
もちろん全て3~6を選びますよね?
今回負けようとも、連続で負けようとも。
トレードはそれと同じです。
一定の確率があれば何も考えずに実行するだけです。
今回の結果はわからないけど回数を重ねれば確立通りの結果になります。
こうなって初めて運ではないトレードが出来るようになります。

まとめ
短期的は目線から長期的な目線に変える事でトレードは運ではなく分析によるエッジが効くようになります。
ギャンブルではなく確立に基づくトレーダーを目指しましょう。
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