fxを始めようとしたけれどやめておいた方がいい。
そう言われるのはなぜでしょうか?
この記事では、fxをやめておけと言われる理由、fxを安全に始める方法、
fx以外の投資、副業について簡単に解説します。
やめておけと言われる理由
1番の理由はレバレッジの存在
レバレッジとは『てこの原理』の事で、fxでは預けた資金以上の取引をすることをいいます。
もう少し具体的に説明します。
あなたが10万円持っていたとして、11万円の物を買うなんて事しないですよね?
というか購入出来ません。
ところがfxの場合は違います。
10万円で250万分の買い物が出来てしまいます。(国内業者の場合:レバレッジ25倍)
これがレバレッジです。
つまり自己資金以上の買い物をする事が可能です。
これがfxはやめておけといわれる一番の理由でしょう。
しかしそれははっきりいって間違っています。知識不足です。
国内と国外の違いはこちらで説明していますので詳しく知りたい人は⇒こちら
レバレッジの正しい知識
具体的なfxの例で説明しましょう。
あなたが10万円をfx会社に預けたとします。
そこで250万円分の通貨(ドル円)を買ったとします。
250万円分のドル円とは約2万通貨(ざっくり)になります。
今2万通貨を保有しています。これがどれくらいの金額が動くことになるかというと、
動いたpips×2万通貨となります。
最近(2020/09/20現在)のドル円では、一日の平均変動幅は50pipsくらいです。
pipsがわからない人は⇨こちら⇦で確認してください。
マイナス側にレートが進んでいった場合。
50pips(0.5円)×2万通貨=-10000円になります。(自己資金の10%)
※あくまで10万円で可能な最大の取引の場合です。実際はもう少し余裕を持ったトレードをすべきです。
※ここで注意するべき事
①取引通貨によって値動き(ボラティリティ)は違います。
値動きが激しい事で有名なポンドだと値動きはドル円の2倍(今現在の平均値)ほどです。
②経済指標、金融政策、政治情勢などの特別な場合は値動きが大きくなりやすいです。
fxは差金決済です。売買で生じたの損益の分だけの受け渡しを行います。
損益というのが先ほど説明した例の10000円の事です。
それに加えて、強制ロスカットがあります。
強制ロスカットは安全対策
証拠金(今回の例では10万円)に対して、含み損がある一定水準以下になった場合に自動的に決済される事を言います。
あくまで、証拠金に対して計算されます。
ある一定水準を証拠金維持率いいます。その自動決済される証拠金維持率は、各fx会社がそれぞれに定めています。
100%以下や80%、50%などまちまちです。
例)
10万円入金 取引通貨:ドル円 取引数量:2万通貨 ドル円レート107.5円 ロスカット 100%
まず取引するのに必要な金額(必要証拠金)は
107.5×2万=215万 215万÷25(レバレッジ)=86,000になります。
入金額100,000-86,000=14,000が完全に余っている金額です。
この余っているお金と同額の含み損、今回で言えば-14,000になれば強制ロスカットです。
ロスカット後のあなたのお金は86,000円になります。
このように強制ロスカットは損失の拡大を防ぐ為の機能です。
※これはもちろん自動で行われますが、相場の急変などで間に合わない場合はこれ以上の損失が発生します。
めったに起こる事ではないですが、可能性はゼロではありません。
こうなる可能性を減らす対策をしましょう。
それは、急激な変動が起こる可能性がある経済指標の発表の時間を把握することです。
取引する前に必ず確認しましょう。
また、海外fxでは自己資金以上の損失が出ないようにしてくれるゼロカットシステムというものがあります。
詳しく知りたい人はここに書いています。
以上のようにリスクがないわけではありませんが、こういった知識を持たない人がfxをやめておけと言うのでしょう。
そもそも投資自体を否定的
先ほども述べたように投資にはマイナスがある世界です。
アルバイトのようにやればやるだけプラスになるわけではありません。
お金を失うリスクがある、それをギャンブルだと言う人もいます。
実際そうでしょうか?
そんな人に強く言いたい。お金を失う事だけがリスクではない。
時間を失うリスクも存在する。
今あなたがこの記事を見ているという事は今の現状に満足していない、現状を変えたいと思っている人がほとんどだと思います。
その現状とは、自分の時間の大部分を生活する為の仕事に使い一日が終わっていく。
さらにお金が必要な場合はまた、自分の時間を犠牲にして仕事をする。
後は帰ったら寝るだけの人生になってしまいます。
これが正しい道でしょうか?幸せな人生を送っているでしょうか?
自分の時間を犠牲にして、生きていくのに困らない程度のお金を稼ぐ。
まじめにコツコツ働く事だけが素晴らしいわけではない。
今はそんな時代じゃありません。
日本とアメリカの違い

2020/08/21掲載の日本銀行調査統計局のデータを元に作成
アメリカでは金融資産資産の45%程を投資に回しています。また半数以上の州で子供のころから金融の知識を学んでいます。投資は海外では当たり前の事です。
対して日本は投資に回すお金は13%ほどです。こうした金融リテラシーの低さが影響して正しい知識をもたない人が否定的になっていると感じています。
気づく事が出来てよかったと、変化を恐れずに前に進んでいきましょう。
今からでも遅くありません。
まずは変化の第一歩を踏み出しましょう。
今日踏み出す事で未来は変わる。
fx以外の選択肢を考えてみよう
①投資系、、、株、仮想通貨
②副業系、、、プログラミング、せどり、アフィリエイト
fxと比較した時のメリット、デメリット
株
メリット:銘柄が多く、株主優待がある事
デメリット:費用がfxよりもかかる、取引時間が短い(9:00~15:00)
fx
メリット:初期費用が少なくて済む、取引は24時間出来る
デメリット:株に比べて投資対象が少ない、株主優待はない
※他に株には配当金、fxにはスワップポイントあります。これはインカムゲインという配当のようなものです。
仮想通貨
メリット:土日祝を含む24時間取引可能
デメリット:最大レバレッジ4倍
fx
メリット:国内最大レバレッジ25倍(海外は1000倍以上もある)
デメリット:土日は取引出来ない
副業のメリット、デメリット
せどり
メリット:誰でも簡単に始められる、安く買って高く売るとい分かりやすいビジネス
デメリット:簡単に始めれる為ライバルが多い、単純作業、在庫リスク
プログラミング
メリット:独立すやすい、空いた時間にどこでも作業できる
デメリット:稼げるようになるまでかなりの時間がかかる。スキルと実績がないとなかなか仕事を取れない
アフィリエイト
メリット:初期投資ほぼゼロで始める事が出来る。労働していない時間に報酬を得る事が可能。
デメリット:稼ぐ事が出来るようになるまでが長い。挫折する人が多い。
どの道を選択しても稼ぐようになるまでは本当に大変です。
どうせやるなら興味を持ったものでスタートするのもありです。
行動せずに後悔するくらいならやってみましょう。
あなたの人生です。
↓トレード日記はこちら

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